メカニカルシミュレーションニュース | 2021.4.23
Mechanical Simulation社とAirShaper社のパートナーシップにより、 エンジニアは正確な空力データを迅速かつ簡単に取得し、CarSim、TruckSim、BikeSimで使用できるようになりました。
AirShaperは、自動車やトラック、または自動二輪車の空力を解析し最適化するためのオンラインクラウドソリューションです。完全に自動化されたワークフローにより、空力シミュレーションの経験がないユーザも、3次元モデルをアップロードし、設定を行い、シミュレーションの実行が可能です。結果として得られる空力データは、CarSim、TruckSim、およびBikeSimに入力することができます。
CarSimやTruckSimでAirShaperの空力データを使用する方法については、以下をご確認ください。
https://www.carsim.com/downloads/pdf/airshaper.pdf
AirShaperによる空力形状の最適化
このテクニックは、設計形状を解析し、修正後に再度解析してパフォーマンスを向上させる反復的な開発プロセスです。このサイクルは、空気抵抗、揚力、およびダウンフォースの目標を満たす最適なソリューションが見つかるまで繰り返されます。
最適化には、風洞試験やCFDシミュレーションがよく用いられますが、物理モデルおよび仮想モデルを手動で調整する必要があり、時間とコストがかかります。形状最適化のアルゴリズムは、このプロセスを自動化し、何千もの最適化サイクルを迅速かつ効率的に反復することができます。
通常、この機能は高価なCFDパッケージでしか提供されません。しかし、AirShaperは、迅速かつ簡易な代替え機能を提供し、空力の最適化ソフトウェアをより利用しやすくしています。
動作の詳細については、こちらの説明用ビデオをご覧ください。(外部リンク)
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※本文章はメカニカルシミュレーション社が発行したニュースレターを基に、バーチャルメカニクスが翻訳編集加筆を行っております
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