メカニカルシミュレーションニュース | 2022.3.23
Automotive Testing Technology International誌の2022年3月号に、「Electric Powertrain Analysis」と題する記事が掲載されました。この記事の中で、Mechanical Simulation社のシニア開発エンジニアである渡辺幸雄博士が、CarSimとTruckSimに搭載された電動パワートレイン機能について説明しています。
CarSimとTruckSimは、4つのカテゴリーの電動パワートレインシステムを搭載しています。
- パワースプリットハイブリッド:エンジン、発電機、モーターを遊星歯車で並列に接続したもの
- パラレルハイブリッド:エンジンとモーターが並列に配置され、クラッチをつなぐとエンジンとモーターがトランスミッションを介して車輪を駆動し、クラッチを切るとモーターのみで車輪が駆動するもの
- シリーズハイブリッド(レンジエクステンドEV):エンジンと発電機を直結してバッテリーを充電し、別のモーターで車輪を駆動するもの
- フル電動:動力源は電動機のみ
CarSimとTruckSimには、パワートレインのデータセットとEPAエコノミーサイクル(都市/高速道路)、バッテリー回生時の加速・減速などの操作例が含まれており、ユーザーは電動パワートレインを用いた独自の性能および経済性テストを拡張することができます。
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CarSimは、新しい電動パワートレインのオプションの1つであるパラレルハイブリッド電動パワートレインを高性能スポーツカーに搭載し、加速試験と回生ブレーキ試験を実施しました。
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※本文章はメカニカルシミュレーション社が発行したニュースレターを基に、バーチャルメカニクスが翻訳編集加筆を行っております
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