CarSimではアニメーション機能として、VehicleSim標準のVS Visualizerがあります。最近では、ゲーム用エンジンのUE4(Unreal Engine 4)向けにVehicleSim Dynamics Pluginも提供しており、ドライビングシミュレータやHILSと組み合わせてご使用いただくことで、からシミュレーション環境から実車ベンチまでの幅広い領域での検証にご利用いただくことができます。
<マーケットプレイス上のVehicleSim Dynamics Pluginダウンロードページ>
特にここ最近、UE4以外にも接続したいというニーズが増えてきました。そこに早くから関心を持ったれていました株式会社ベストメディア様にてUnityとCarSimを繋げるためのCarSimスクリプトが開発されました。
<ベストメディア様 ニュースリリースサイト>
こちらのCarSimスクリプトにつきましては、GitHubにて公開されております。
<GitHub内 CarSimスクリプト>
※スクリプトはMITライセンスとなります。
※CarSim開発元のMechanical Simulation社のサポートは受けられませんのでご注意ください。
Unity環境と連携することで、以下のようなメリットがあります。
・リアルなアニメーションによる没入感の向上
・他車両や風景、天候、昼夜の表現などが可能
・Unityベースのシミュレーション環境と連携することが可能
例:LGSVL SIMULATOR(https://www.lgsvlsimulator.com/) ※ベストメディア様にて接続テストいただきました。
・Unityを使用したデザイナーが提供している3Dオブジェクトなどを利用可能
ベストメディア様にて、CarSimスクリプトを介して車両挙動を自車両オブジェクトに反映したUnityアニメーションを活用したドライビングシミュレータの受託開発も行っております。
こちらのドライビングシミュレータを使用することで、上記のメリットを含めた環境でテストドライバーによる簡易的な制御コントローラの検証を早い段階から実施することが可能です。
より詳細な内容につきましては、ベストメディア様のホームページ(https://bestmedia.co.jp/dev/news01.html)をご参照ください。
※ 記載された会社名・商品名・製品名は、各社の登録商標または商標です