M-SDL(測定可能なシナリオ記述言語)

M-SDLは、人間が解読できるオープンな高水準言語であり、シナリオの取り込み、再利用、共有を簡素化し、シナリオや動作条件の組み合わせを簡単に指定して、未知の危険なコアケースやエッジケースを特定します。

また、テスト内容やテストプラットフォームに関係なく、自動運転車両の安全性を証明するのに重要な自律機能のカバレッジをモニタし、測定することができます。

テクノロジー

M-SDLは、Foretellix社が開発し、その言語仕様を無償公開した、宣言型のシナリオ記述言語で、下記の特徴を持っています。

  • 自・他車両の挙動の記述するにあたり、挙動再現のためのパラメータを範囲で設定可能
  • 走行Mapを切り離して、別データとして保持が可能
  • 詳細なイベント、同期の定義が可能
  • シナリオデータを再利用可能(利用元のファイルには影響無し)
  • 他言語で開発されたモデが利用可能 •

M-SDLを用いると抽象シナリオでシナリオ定義が可能となり、そのシナリオ内の可変パラメータをランダム化することによって、一つの抽象的シナリオから膨大な数の具体的シナリオを派生的に生成することができるのです。これを制約付きランダムテストといい、エッジケース、コーナーケースなど作成を大幅に効率化できます。

M-SDLエコシステム

M-SDL Example

シナリオ生成

Foretellix社はASAMが推進する、シナリオ記述言語の標準化に積極的に関与し、リードしています。

M-SDLは現在ASAMで整備が進められている、OpenSCENARIO 2.0のコンセプトに採用されました。